〈LJL〉2020 Spring Split 準決勝 DFM 対 V3 第1試合まとめ

 2020年2月8日に開幕した「LJL 2020 Spring Split」も準決勝と決勝を残すのみとなりました。

LJL参加チーム(全8チーム)

参加チーム

・AXIZ ( HP / Twitter
・Burning Core ( HP / Twitter
・Crest Gaming Act ( HP / Twitter
DetonatioN FocusMeHP / Twitter
・Fukuoka SoftBank HAWKS gaming( HP / Twitter
・Rascal Jester ( HP / Twitter
・Sengoku Gaming ( HP / Twitter
V3 EsportsHP / Twitter

準決勝(DetonatioN FocusMe V3 Esports)

 準決勝は開幕戦と同様 DetonatioN FocusMe(DFM) 対 V3 Esports(V3)というマッチアップになりました。試合形式はBO5(3本先取)で、勝利するとSengoku Gamingとの決勝に進出します。

Ban&Pick(並び替え前)
Game1BanPick

 ブルーサイド(ファーストPick)はV3。世界有数のハイマーHeimerdinger使いであるCeros選手に対するターゲットBanを皮切りに、パッチ10.5のバフやトランドルTrundleの台頭によるカウンターチャンピオンとして人気が急上昇しているグレイブスGravesをPickしました。他リージョンでは見かけるものの、LJL2020春では初のPickとなります。
 対するDFMは、現在どのリージョンでも猛威を振るっているヴァルスVarusを始め、安定感抜群のオーンOrnnなどをPickしていきます。
 注目はmidのゾーイZoeに対して後出しPickしたCeros選手のゼラスXerathです。どのリージョンを見てもゼラスPickは殆ど無く、ロシアリーグのLCL準決勝 UOL vs DAゼラスapcがあったくらいです。

グレイブス推移(Solo 全地域 プラチナ以上を対象)
Graves



避けるGeang選手



試合開始10分
Game1_10min
▲midのCS差とbotのアイテム差が顕著。アンブラルグレイブは2400g エッセンスリーバーは3300gです。

ドラゴンファイトとファーストブラッド


 2体目のドラゴンで初めての集団戦が発生しました。
 DFMのトランドルTrundleがjgアイテムを完成させていないことを確認したV3はすぐにドラゴンを触ります。事前に寄っていたゾーイZoeのEとマオカイMaokaiのRによる強力なゾーニングにより、ドラゴンの獲得に成功しました。
 しかし、マオカイMaokaiはテレポートが上がっておらずマナが殆ど無い状況。対してDFMのオーンOrnnはリコールを挟んでのテレポートにより、万全の体制でチェイスする展開になります。トランドルTrundleのフラッシュとオーンOrnnのRで戦闘を仕掛け、ヴァルスVarusとゼラスXerathに1キルずつ入る結果となりました。
 ドラゴン獲得前に1.3kだったゴールド差は3.0kに膨れますが、マウンテンドラゴンとの交換のため、この集団戦は3:7でDFM勝利といったところでしょうか。グレイブスGravesのRでトランドルTrundleの体力を削りきれればファーストブラッドがV3になっていたため非常に惜しかったですね。


MFを捕まえることに成功


 ヴァルスVarusとゼラスXerathポークに対して、ミス・フォーチュンMissFortuneとユーミYuumiMSアップとサステイン、AoEの強さで対応していきたい展開。V3はオブジェクトの速さ(というよりDFM脅威ヴァルスが遅い)を生かしてプレッシャーを与え、集団戦に持ち込みたい場面です。
 V3がここで優先したのはスマイトを持っているjgのキル。トランドルTrundleをフォーカスしますが、そこにDFMオーンOrnnのCCとヴァルスVarusのフラッシュインが決まり、一瞬でミス・フォーチュンMissFortuneとユーミYuumiをキルすることに成功しました。
 トランドルTrundleに気をとられ、オーンOrnnのQと視界に映っていないヴァルスVarusを警戒できなかったのが敗因でしょうか。そのままエルダードラゴンとバロンを取られ、DFMの勝利となりました。

リザルト
Game1_Result



Nunuこっとんの一言
 「LJLを追っていく」という今年の目標を早速すっぽかしたこっとんです。

 この記事はテストとリハビリを兼ねており、本日17時からの決勝戦は全試合お届けしたいと思っておりますのでお楽しみください。よければTwitterの拡散も!