日本時間11月10日21時より行われていたWorld Championship 2019決勝は3-0で中国(LPL)のFunPlus Phoenixが完封勝利を飾りました。
私もTwitchからリアルタイムで観戦していましたが、とても印象深い出来事がたくさんありましたね。
ということで、コットンセレクトのクリップ7本と、ハイライト動画を紹介します。
◆1試合目中盤~
タワーを折りきりたいG2ライズとその加勢にテレポートをするパイク。しかしFPXの寄りが早く人数不利になってしまいます。ライズは逃げることに成功しているものの、当然狙われるのはテレポートをしてきたパイク。しかしフルフォーカスをされてもWでスキルを避け、その先に用意されていたライズのRにフラッシュインすることで逃げ切ることに成功しました。
◆1試合目終盤~
FPX側はブルートリンケットで視界を取りますが、G2のMikyx選手はコントロールワードがおいてあるためリコールできるという判断。しかしそこにFPXのノーチラスがとQでキャッチ。adcのシヴィアにキルを渡すことに成功します。
このシーンですが、ノーチラスのDoinb選手は決め打ちをしたのでしょうか?
コントロールワードがあるため実際にブッシュの中は見えないはず・・・。見えないからこそということですかね。Qだけならまだしもプロトベルトを使う徹底ぶりです。
◆1試合目終盤~
これまで、オーシャンドレイク×2とクラウドドレイク×2となかなか渋いドラゴンガチャでしたが、ここにきてインファーナルドレイクが出現。ライズのレイトキャリーに向けてG2はインファーナルドレイクを獲得しました。
しかし、前線でFPXの侵入を阻んでいたG2のタム・ケンチが、ガングプランクのRとリー・シンのQで捕まります。G2のヴァルスもRでノーチラスを止めることには成功しますが一時しのぎにしかならず、タム・ケンチはキルされてしまいました。Tian選手のリー・シンがしっかりとフラッシュ先に待ち構えているというのもポイントです。
まだクリップは続きます。
FPXのリー・シンが自陣側に回っているという情報を得ているG2のヴァルスは逃げ道が無いと判断し、テレポートでの戦線離脱を図ります。テレポートの詠唱時間は4秒、リコールの詠唱時間は8秒のためです。
そこにWを使ったワードジャンプとフラッシュインで接近するリー・シン。狙いがQであることは明確なのでエリスがボディブロックに向かいます・・・が、リー・シン既にRの射程圏内でした。エリスを吹き飛ばし、後ろのヴァルスのテレポートまでも強制キャンセル。そのままダブルキルに繋げました。テレポートの詠唱時間を数えてみると、ワードジャンプとフラッシュインがあっても本当にギリギリのタイミングだったと思います。
テレポート詠唱開始時のエリスを見てみると、そのまま先に進んでいる様子が見て取れます。このことからヴァルスのテレポートはPerkz選手がとっさに取った行動であったと思われます。エリスが少しでもリー・シンに近ければRの影響範囲外に誘導できたかもしれません…!
◆1試合目最終盤~
レイトゲームにおいて非常に重要なオブジェクトであるエルダードラゴン。ここでエルダードラゴンの取り合いからゲームが終わりに近づくと思われましたが、G2の狙いは違いました。FPXがエルダードラゴンのセットアップをする中、G2はトップサイドを猛プッシュします。
テレポートまで使用してトップのインヒビタータワーを破壊、そこからFPXの面々も到着して集団戦に発展します。
人数差で有利だったG2側は先にノーチラスをキルしますが、FPXのリー・シンが到着した途端形勢は逆転。見事に2対3トレードで追い返し、FPXがエルダードラゴン獲得、そのままバロンまで獲得してFPXの勝利となりました。
G2は準決勝の対SKT戦で非常にユニークなマクロを展開してSKTを翻弄したことで話題となりましたが、それから決勝までの1週間はFPXが対策を講じるのに十分な時間だったと言えるでしょう。冷静さが奇策を上回りました。
◆番外編~フランスパン
決勝はフランスのパリで行われました。
・・・あのパン本物じゃないよね?
◆番外編~勝利のインタビュー
Lwx選手「我々のパフォーマンスが特別に良かったわけではなく、相手のG2のパフォーマンスが良くなかったと思う」
◆番外編~敗北のインタビュー
G2 Esportsの創立者でありCEOのocelote氏に対するインタビューです。
ocelote氏はSK Gamingというドイツのチームでプロとして活躍、その後G2 Esportsの前身となるGamers2を創立します。当時はoceloteWorldというサイトも運営しており、年収は1億円以上だったとも。
本人がトキシックプレイヤーであったことを認めており、ライオットからのBAN以降はその性格を直すようにしたとかしないとか(ソース)
インタビューにもその名残が出てしまいました
以下はハイライト動画です。
G2 vs FPX Highlights ALL GAMES | Worlds 2019 Grand-Final | G2 Esports vs FunPlus Phoenix
ちなみに、今回のWorld Championship 2019のテーマソングは『Phoenix』というタイトルでした。どこか運命のようなものを感じますね。
いかがだったでしょうか。
LoLや日本のチームの存在は昔から知っていたものの、ちゃんと観戦したのは初めてのことでした。やはりLoLはeスポーツシーンとしての土台がしっかりしていますね。
今後はこのサイトでも国内外のチームの情報を仕入れて共有できたらと思います。
また、日本時間12月6日~8日にかけては、毎年恒例のオールスターイベントが開催されます。そちらの情報は追って記事にしたいと思います。
それでは。GG!
ということで、コットンセレクトのクリップ7本と、ハイライト動画を紹介します。
◆1試合目中盤~
タワーを折りきりたいG2ライズとその加勢にテレポートをするパイク。しかしFPXの寄りが早く人数不利になってしまいます。ライズは逃げることに成功しているものの、当然狙われるのはテレポートをしてきたパイク。しかしフルフォーカスをされてもWでスキルを避け、その先に用意されていたライズのRにフラッシュインすることで逃げ切ることに成功しました。
◆1試合目終盤~
FPX側はブルートリンケットで視界を取りますが、G2のMikyx選手はコントロールワードがおいてあるためリコールできるという判断。しかしそこにFPXのノーチラスがとQでキャッチ。adcのシヴィアにキルを渡すことに成功します。
このシーンですが、ノーチラスのDoinb選手は決め打ちをしたのでしょうか?
コントロールワードがあるため実際にブッシュの中は見えないはず・・・。見えないからこそということですかね。Qだけならまだしもプロトベルトを使う徹底ぶりです。
◆1試合目終盤~
これまで、オーシャンドレイク×2とクラウドドレイク×2となかなか渋いドラゴンガチャでしたが、ここにきてインファーナルドレイクが出現。ライズのレイトキャリーに向けてG2はインファーナルドレイクを獲得しました。
しかし、前線でFPXの侵入を阻んでいたG2のタム・ケンチが、ガングプランクのRとリー・シンのQで捕まります。G2のヴァルスもRでノーチラスを止めることには成功しますが一時しのぎにしかならず、タム・ケンチはキルされてしまいました。Tian選手のリー・シンがしっかりとフラッシュ先に待ち構えているというのもポイントです。
まだクリップは続きます。
FPXのリー・シンが自陣側に回っているという情報を得ているG2のヴァルスは逃げ道が無いと判断し、テレポートでの戦線離脱を図ります。テレポートの詠唱時間は4秒、リコールの詠唱時間は8秒のためです。
そこにWを使ったワードジャンプとフラッシュインで接近するリー・シン。狙いがQであることは明確なのでエリスがボディブロックに向かいます・・・が、リー・シン既にRの射程圏内でした。エリスを吹き飛ばし、後ろのヴァルスのテレポートまでも強制キャンセル。そのままダブルキルに繋げました。テレポートの詠唱時間を数えてみると、ワードジャンプとフラッシュインがあっても本当にギリギリのタイミングだったと思います。
テレポート詠唱開始時のエリスを見てみると、そのまま先に進んでいる様子が見て取れます。このことからヴァルスのテレポートはPerkz選手がとっさに取った行動であったと思われます。エリスが少しでもリー・シンに近ければRの影響範囲外に誘導できたかもしれません…!
◆1試合目最終盤~
レイトゲームにおいて非常に重要なオブジェクトであるエルダードラゴン。ここでエルダードラゴンの取り合いからゲームが終わりに近づくと思われましたが、G2の狙いは違いました。FPXがエルダードラゴンのセットアップをする中、G2はトップサイドを猛プッシュします。
テレポートまで使用してトップのインヒビタータワーを破壊、そこからFPXの面々も到着して集団戦に発展します。
人数差で有利だったG2側は先にノーチラスをキルしますが、FPXのリー・シンが到着した途端形勢は逆転。見事に2対3トレードで追い返し、FPXがエルダードラゴン獲得、そのままバロンまで獲得してFPXの勝利となりました。
G2は準決勝の対SKT戦で非常にユニークなマクロを展開してSKTを翻弄したことで話題となりましたが、それから決勝までの1週間はFPXが対策を講じるのに十分な時間だったと言えるでしょう。冷静さが奇策を上回りました。
◆番外編~フランスパン
決勝はフランスのパリで行われました。
・・・あのパン本物じゃないよね?
◆番外編~勝利のインタビュー
Lwx選手「我々のパフォーマンスが特別に良かったわけではなく、相手のG2のパフォーマンスが良くなかったと思う」
◆番外編~敗北のインタビュー
G2 Esportsの創立者でありCEOのocelote氏に対するインタビューです。
ocelote氏はSK Gamingというドイツのチームでプロとして活躍、その後G2 Esportsの前身となるGamers2を創立します。当時はoceloteWorldというサイトも運営しており、年収は1億円以上だったとも。
本人がトキシックプレイヤーであったことを認めており、ライオットからのBAN以降はその性格を直すようにしたとかしないとか(ソース)
インタビューにもその名残が出てしまいました
以下はハイライト動画です。
G2 vs FPX Highlights ALL GAMES | Worlds 2019 Grand-Final | G2 Esports vs FunPlus Phoenix
ちなみに、今回のWorld Championship 2019のテーマソングは『Phoenix』というタイトルでした。どこか運命のようなものを感じますね。
いかがだったでしょうか。
LoLや日本のチームの存在は昔から知っていたものの、ちゃんと観戦したのは初めてのことでした。やはりLoLはeスポーツシーンとしての土台がしっかりしていますね。
今後はこのサイトでも国内外のチームの情報を仕入れて共有できたらと思います。
また、日本時間12月6日~8日にかけては、毎年恒例のオールスターイベントが開催されます。そちらの情報は追って記事にしたいと思います。
それでは。GG!
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